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【参院選】埼玉選挙区 主な候補者の横顔(下)(届け出順)

 ■熊谷裕人氏(57)立新 弱い人の立場代弁したい

 「自由な意見を述べられない窮屈な社会にストップをかけることを訴えたい」と力説する。「安倍1強」といわれる中、自分の価値観を押し付け、他者の意見に耳を貸さない今の政治に強い危機感を抱く。

 国会で与党が数の力を借りて強行採決する。最近はこんな場面が増えたといい、「そうした風潮がインターネットも含め社会全体にも蔓延(まんえん)している」と訴える。

 政治家を志そうと思ったのは小学生の頃に障害者の女の子に対するいじめに遭遇したことがきっかけだ。「弱い人たちの立場を代弁したい」との思いが人一倍強い。さいたま市議時代には児童虐待防止の活動に力を入れてきた。「子供たちの代弁者でありたい」という思いが原動力だ。

 立憲民主党の結党時から枝野幸男代表の右腕として県連をまとめてきた。枝野氏からはトップ当選を求められているが、本人は70万票以上を獲得し、確実に議席を確保したいという。

 趣味はジョギング。ライフワークとして小学校などで紙芝居の読み聞かせをしている。「国会で安倍晋三首相に紙芝居を使って質問するのがひそかな夢だ」 (黄金崎元)

                   ◇

 ■古川俊治氏(56)自現 技術振興で日本経済成長

 「良い仕事をして良い制度を作りたい。それが私の関心」。医師、弁護士、大学教授と多才な経歴を持つが、最終的に職業として選んだのが政治家だった。

 医療現場でメスを握り、大学教授として研究活動にも力を入れてきた。ただ、現場で新しい薬や医療器具を使うには制度を変えなければならないという問題に直面してきた。「『制度が悪い』と文句をいうなら法律をつくるしかない」と思い、政治家を志した。

 今でもその思いは変わらず、ポストに関心はない。「政府の中にいると、自由に自分の意見がいえない。官僚がつくった答弁をいうのは自分にはできない。そういう男だ」と自身を評する。

 ライフワークは医療制度のあり方と科学技術の研究。高齢化と人口減少が進む中で、「技術振興で日本の経済成長につなげたい。同時に生産性も上げていくことが重要だ」と力説する。

 趣味はワインと映画。ワインエキスパートの資格を持ち「休肝日」はない。家族は妻、長女、長男、次女。仕事の合間を縫って短期間の旅行に出かけ、家族サービスをしている。 (黄金崎元)

                   ◇

 ■小島一郎氏(48)幸新 有権者の本音の受け皿に

 「どちらかというと、宗教よりは政治活動をしたかった」。政治を目指したきっかけは北朝鮮によるミサイル発射で危機感を募らせていたところ、幸福実現党が設立され、飛び込んだ。学生部長となり、首都圏の学生約500人をまとめた実績を持つ。

 もともと自民党を支持し、自身の政治姿勢も「保守」と自負する。自分の国は自分で守れる国にしたいという国防と経済成長の重要性を訴える。「低迷している日本の景気の中で、消費税増税は既定路線になっているが、『本当は減税してほしい』という有権者の本音の受け皿でありたい」とも語る。

 平成21年の衆院選に初出馬して以降、今回が6度目の国政挑戦だ。うち参院埼玉選挙区は28年に続いて2回目。少年時代に川口市で過ごし「お世話になった埼玉で政治家を志したい」という。

 子供3人の子育てにも奮闘している。趣味は日本舞踊。「目つきから指先まで、全部の動きに気を配りながら美しい所作をする日本舞踊は目線一つとっても奥が深い」と話す。愛読書は米国の作家、ノーマン・ビンセント・ピールの「積極的考え方の力」。 (黄金崎元)

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