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【夏の高校野球】麻生・小田川滉都投手 自分の姿勢伝える

第101回全国高校野球選手権神奈川大会 横浜商大高-麻生 試合中、チームメートと声を掛け合う麻生・小田川滉都主将(3年)=11日、横浜市の保土ケ谷球場
第101回全国高校野球選手権神奈川大会 横浜商大高-麻生 試合中、チームメートと声を掛け合う麻生・小田川滉都主将(3年)=11日、横浜市の保土ケ谷球場

 二回、2死満塁で監督から登板を告げられた。「頼んだぞ」。先発が3点取られ、これ以上失点を重ねられない場面でエースとしてマウンドに立つ。緊張感が漂うなかで投じた切れのあるボールは打者のタイミングを狂わせ、内野フライに打ち取った。だが、試合の流れを引き寄せることはできなかった。

 1年生が入る直前、けがなどの理由で同級生の3人がチームを離れ、メンバーは全員で10人と、野球をするのにはぎりぎりの数だった。主将としても、昨年着任した池田隆監督と練習方針などで意見が合わず、チームの気持ちをバラバラにしてしまった。

 春の大会前、監督から「おまえに責任がある」と叱られ、「素直に監督の言うことを聞くべきだ」と考えを改めた。率先して声を出し、「自分の姿勢がメンバーに伝われば」と人一倍練習に打ち込んだ。

 主将の姿を見たチームメートも“団結”を意識し始め、それぞれが隣のポジションと声をかけ合うようになっていった。今後については「今日の初戦しか考えていなかった」といい、進路は未定だが、「野球から離れることはないです」と笑って前を向いた。(浅上あゆみ)

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