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【参院選】埼玉選挙区 主な候補者の横顔(中)(届け出順)

 ■矢倉克夫氏(44)公現 次は腰を据えて政策実現

 原点は平成23年の東日本大震災だ。弁護士事務所から経済産業省に出向中だったが、目の前で多くの人たちが苦しんでいるにもかかわらず、初動の遅さが目立った民主党政権(当時)の対応に歯がゆさを感じた。「きちんとした政治主導の形を作らなければ、救える人も救えなくなる」。そんな危機感が政治の道に突き動かした。

 1期目は3本の法案成立を主導したが、特に印象に残っているのが参院法務委員会理事として携わった「ヘイトスピーチ解消法」だ。当初は連立を組む自民党を含む各党から「こんな法律はいらない」「法律の効力が弱すぎる」との批判を浴びた。

 それでも自らの言葉で50回近く答弁したり、反対派議員を説得したりして最終的に成立までこぎつけた。「合意形成の難しさを痛感した」と振り返り、「1期目は悪戦苦闘だった。再選されれば今度は腰を据えて政策実現に取り組みたい」と強調する。

 趣味は自転車。瀬戸内海を結ぶ「しまなみ海道」を駆け抜けたこともある。座右の銘は作家、吉川英治の言葉「我以外皆我師(われいがいみなわがし)」。「自分以外の人たちから学ぶことがあり、すべて私の師である」という意味だ。(竹之内秀介)

                   ◇

 ■沢田 良氏(39)維新 「埼玉」により大きな力を

 「与党とも政策議論できる維新か、反対ばかりの既存の野党か。今回の選挙ではこの点を選んでいただきたい」

 参院選の出馬は2回目。SNSを駆使した選挙スタイルをとり、支援者の多くは若年層だという。若者から支持を集める理由として「政党や主義、主張に縛られず、案件ごとに立場を変える姿勢を評価されているのではないか」と語る。

 苦しい家計を支えるため、中学3年からアルバイトをしながら勉学に励んだ。大学在学中に両親の飲食店を手伝い始め、店の切り盛りを任せられると、2年で収支を黒字に転換させた経験もある。

 政治家を目指すきっかけは平成23年の東日本大震災。原発事故による風評被害で、当時、神奈川県で営んでいた無農薬農場は閉鎖に追い込まれた。正しい情報を得る重要性を認識するとともに、政治家を志す原動力になった。

 政策面では消費税増税の凍結を訴える。また、埼玉、東京、神奈川などを一つの「州」に組み込む首都圏構想の実現で「埼玉により大きな力をもたらしたい」と力を込める。趣味は読書と筋トレ。(竹之内秀介)

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