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【群馬知事選候補者の横顔】

 任期満了に伴う知事選(21日投開票)は、いずれも無所属新人で、元全群馬教職員組合執行委員長の石田清人氏(62)=共産推薦=と、元沖縄北方担当相の山本一太氏(61)=自民、公明推薦=の一騎打ちで、激しい舌戦を繰り広げている。両氏の横顔を紹介する。(柳原一哉)

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 ■石田清人氏(62)無新 安倍政治から県民守る

 立候補を決めたのは安倍晋三政権に対する危機感からだった。「憲法改定により平和が脅かされている。安倍政治の暴走から県民を守らなければならない」と出馬の動機を語る。

 長年にわたり小中学校で教諭を務めた。教育現場では「教え子を再び戦場に送るな」とのスローガンがしきりに叫ばれた。令和時代になっても、戦争は「決して昔話ではない」という意識が根底にある。

 対抗馬の山本一太氏については、「中枢で安倍政治を支えた山本氏が知事になれば、県は安倍政治の出先機関になる」と語気を強める。

 生まれも育ちも群馬。風光明(めい)媚(び)な自然を愛する。故郷のために、「県民の声を繊細に聞き、知事として大胆に実行する」と意気込む。

 陸上選手として培った体力を生かし、選挙期間中は県内をくまなく遊説。かつての教え子からも声援を受け、「勇気をもらった」と笑みを浮かべる。大病とけがを乗り越えた長男から「あきらめない」という姿勢を学び、選挙戦を戦い抜く支えとなっている。

 妻と2人暮らし。趣味はジョギング。

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 ■山本一太氏(61)無新 幸せ感じられる故郷に

 「国会議員という『ルールメーカー』から知事という『プレーヤー』へ」

 知事選に挑む決意を端的にこう表現する。実績や人脈が豊富な4期24年の参院議員の地位をなげうち、故郷・群馬の「現場」に飛び出す覚悟だ。

 「知事として故郷のために尽くせるなら、どんな重要閣僚をやるよりも価値がある」。県民と一緒に汗を流す道を選んだ情熱の源泉は、「県民が幸せを感じられる群馬をつくりたい」という思いだという。

 選挙を前に、政策紹介も交えた自己PR動画を製作した。自らの歌声に合わせてジョギングやサッカー、ボクシングに汗を流す場面を映し出す。「体内年齢40歳」と誇る体力を武器に、県政の陣頭指揮に立とうと意気込む。

 もう一つの武器は、ブログやツイッターなど会員制交流サイト(SNS)を駆使した強力な発信力。テレビの討論番組などにもたびたび出演する論客としての顔も持ち、「持ち前の発信力で世界へトップセールスをかけていく」。

 趣味は音楽活動。シンガー・ソングライターとしてCD6枚をリリースするなどセミプロ級だ。

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