PR

地方 地方

千葉の上半期交通事故死、全国ワーストの67人 「ゆとりある運転を」 県警特命広域機動班呼びかけ

歩行者妨害をした男性に違反を説明する特命広域機動班の黒森昌也総括班長=10日、千葉市中央区(橘川玲奈撮影、一部画像を処理しています)
歩行者妨害をした男性に違反を説明する特命広域機動班の黒森昌也総括班長=10日、千葉市中央区(橘川玲奈撮影、一部画像を処理しています)

 今年上半期(1~6月)の県内の交通事故による死者数は67人で、都道府県別で神奈川県と並んで全国ワーストとなった。前年同期比では24人減だが、約3分の2の41人を65歳以上が占めるなど、高齢者が被害者になるケースが目立つ。県警は19日までの夏の全国交通安全運動で、各地でキャンペーンを展開し、交通事故防止を呼びかけている。

 「止まってください」。白バイが交通違反をした車をスピードを上げて追いかける。白バイに乗るのは、交通機動隊に今年4月に発足した「特命広域機動班」の総括班長、黒森昌也警部補だ。

 特命広域機動班は、千葉県の今年の交通事故死者数が1月19日から全国ワーストとなっていることを受けて発足。現在は11人の隊員が白バイで交通取り締まりを行っている。

 同隊の活動場所は死亡事故が最近、発生した場所の警察署の管轄地域。事故が発生した翌日から3日間連続で取り締まりを行う。他にも、過去2年の同時期に死亡事故が発生した場所で活動することもある。

 今月10日には、千葉市中央区の片側2車線の市道で取り締まりを実施。信号機のない横断歩道があり、黒森警部補は、女性が横断歩道を渡り始めたにもかかわらず停止しなかった白い乗用車をサイレンを鳴らして止まらせた。

 乗用車の運転手は「(女性が)渡らなかったかもしれないじゃん」と弁解したが、黒森警部補は「歩行者妨害といって、事故に直結するんですよ」と説明し、交通反則切符を切った。

 黒森警部補は「死亡事故を一件でも減らすため、ドライバーにはゆとりある運転を心がけてほしい」と話している。(橘川玲奈)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ