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豪雨被災地支援でSL復活 由布院など温泉地走る

JR日田駅を出発した「SL湯けむり号」
JR日田駅を出発した「SL湯けむり号」

 JR九州の人気観光列車「SL人吉」に使っている蒸気機関車(SL)と客車がこのほど、大分県内の温泉地を巡る列車「SL湯けむり号」として、久大線で1日限りの復活を果たした。平成29年の九州北部豪雨で被災した沿線の復興を応援しようと、経済団体などでつくる団体が企画した。

 列車は大正11年製のSL「8620形」が3両の客車を牽引(けんいん)し、最後尾には補助用のディーゼル機関車を連結した。日田(日田市)を出発し、由布院(由布市)などに止まり、大分を経由して日豊線の別府(別府市)まで走行した。

 豊後森(玖珠町)にも停車し、かつてSLを収容していた扇形機関庫を見学する行程も盛り込んだ。

 SL人吉に乗車したことがある兵庫県尼崎市の看護師、頼成有佳子さん(52)は「久大線は勾配がきついので、機関車の煙がたくさん上がると思う。いつもとは違う車窓からの景色も楽しみ」と語り、カメラを手に乗り込んだ。日田駅には見物客約150人が集まり、ホームから手を振るなどして見送った。

 久大線のSLの定期運行は昭和45年に廃止。SL人吉は春から秋にかけての期間に、金-日曜を中心に熊本-人吉(熊本県人吉市)を1日1往復している。

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