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【参院選】茨城選挙区 候補者の横顔(上)

 21日の参院選投開票に向け、茨城選挙区(改選数2)の立候補者は連日、街頭などで訴えを重ねている。5人の候補の主張や横顔を2回に分けて紹介する。届け出順。(永井大輔)

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 ◆NHKから国民を守る党・田中健氏(53) 視聴する人だけが受信料を

 「NHKをぶっ壊す」。公認を受けた政治団体「NHKから国民を守る党」のキャッチフレーズを強く主張し、受信料制度の改廃を求める。

 4月の統一地方選でN国党の地方議員が多く誕生し、国民から期待されている党派だと感じた。参院選の公募に名乗りを挙げて公認を受け、立候補にあたって自宅のNHKとの契約は解除したという。

 「党の方針で出ている以上、NHK問題以外は訴えない」と言い切る。N国党の主張である「NHKのスクランブル放送」を訴えの軸に据え「NHKを見る人だけが受信料を払えばよい」と力を込める。

 千葉大を卒業後、東京都江戸川区議選に出馬、当選し、5期務めた。区議時代は路上喫煙への規制強化などを訴えて活動した。

 大洗町が登場するアニメ「ガールズ&パンツァー」のファンで、作品の舞台をめぐる「聖地巡礼」のためにしばしば大洗町に足を運ぶ。東京都で父母と3人暮らし。

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 ◆日本維新の会・海野徹氏(70) 行財政改革に強いこだわり

 茨城選挙区の候補でただ一人の首長経験者だ。那珂市長2期を振り返り「行政は無駄が多い」と断じる。

 2期目が終わりを迎えようとしていた昨年10月、日本原子力発電東海第2原発(東海村)の再稼働反対を表明した。有権者から「市長を辞めた後も反対活動を続けてほしい」と後押しされ国政への挑戦を決めた。

 市長時代の住民アンケートで6割以上が再稼働反対だったとして「再稼働の前に住民投票を行うことに意義がある」と訴える。「『いのち』が大切にされる政策を展開したい」とも。

 10%の市長報酬削減を実現した経験から、行財政改革へのこだわりも強い。「身を切る改革」の理念に共感して日本維新の会に公認を申請した。10月の消費税率引き上げに反対し「増税をする前に徹底的な行財政改革をする必要がある」と街頭で声をからす。

 趣味は「史跡(お墓)めぐり」。偉人の墓標の前に立ち、その功績に思いをはせる。農業を営む妻と2人暮らし。

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 ◆立憲民主党・小沼巧氏(33) 官民の経験生かし原発ゼロ

 経済産業省勤務の後、ボストンコンサルティンググループを5月に退職した。「知名度は低い。まだまだ力不足」。街頭で顔と名前を懸命に売り込んでいる。

 訴えの軸は、立憲民主党の看板政策でもある「原発ゼロ」だ。「官民の経験があるからこそ、リアリティーのある原発ゼロを主張することができる」。原発政策転換後、エネルギー関連企業にとっての「新しい飯の種」を作ると断言する。

 地域経済の発展や農業の活性化にも一家言ある。「アベノミクスの効果は地域の中小零細企業にまで行き渡っていない」として消費税率引き上げには反対の立場だ。茨城の基幹産業である農業については「海外輸出の際、どうやって現地で流通させるかを需要に合わせて考える必要がある」と分析する。

 清真学園高(鹿嶋市)在学中はラグビー部に所属し今でもラグビー観戦が趣味という。ゲームセンターで格闘ゲームを楽しむこともしばしば。水戸市で1人暮らし。

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