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【参院選】山形選挙区 主な候補者の横顔(上から届け出順)

 ◆大沼瑞穂氏(40)=自現 声なき声 政治の真ん中に

 1期目の成果として、今年3月に販売が始まった「乳児用液体ミルク」を挙げる。初当選した平成25年秋、厚生労働委員会で初質問し5年半かけて実現させた。1児の母としての体験を生かした成果でもあるが、「子育て中の自分だから実現できた」と力を込める。

 初当選から厚生労働政務官の今も「子育て・介護応援団」を自任する。自身も祖母を介護した経験を持つ。医療、交通、観光、農業と幅広い分野にも取り組む。「山形県選出なので山形がよくなれば日本もよくなるという思いでやってきた」という。

 NHK記者を経て香港総領事館専門調査員として香港の返還10年後を調査。報道と官僚のそれぞれの立場で世界の違いを知り、「書いたリポートが日本の外交政策に影響を与え、やりがいがあった」と振り返る。旧民主党政権時代に政治家を志し、政治の決定力から自民党を選んだ。

 「若い世代の声を吸い上げる新しい自民党をつくろう」と自民党の公募に応募し、初当選を果たした。女性の少ない国会で「声なき声を政治の真ん中に」したいという。

 尊敬する政治家は故・大平正芳元首相。地方と都市の均衡的な発展を唱えた「田園都市国家構想」に共感を覚えた。「都市と地方の格差解消を訴え、現在の地方創生の原点にもなった」と話す。

 座右の銘は「温故知新」。スキーに温泉めぐりが趣味。「心身ともに癒やされますから」だという。

                   ◇

 ◆芳賀道也氏(61)=無新 当たり前を取り戻したい

 「いまの政治、ちょっとおかしい。違う考えを認め合い議論する。それが国会の役割では」。そんな疑問から「当たり前のことを取り戻したい」と出馬を決断した。その気持ちを「何とがさんなね!」で表現し、キャッチコピーにする。

 山形で生まれ育ち、幼い頃は田畑を駆け回った。大学卒業後、「ふるさとに帰ってきたい」と山形放送のアナウンサーに。日本テレビの朝の人気番組「ズームイン!!朝!」などのキャスターを務め、徳光和夫氏に似ていることから「山形の徳さん」の異名を持つ。

 県内をくまなく取材し、「地域の実情は大体分かる」と自負する。しかし、牛海綿状脳症(BSE)問題発生時、牛の肥育農家は頭を抱え、安全性判明後に残ったのは風評被害だった。肥育農家の1人は「芳賀さんは、風評被害から山形牛を守る姿勢の報道だった」といまも感謝する。

 農家の戸別所得補償制度の復活を公約に掲げる。「農業を継いでくれ」と子孫に言える農業に戻し、農業を強化することで山形の人口減少の歯止めにもつながると主張する。

 弱者への視点は、東京と地方の格差にも注がれる。東京だけが人口が増え、地方の人口が減少するなか、「減税で企業の本社機能を移転させたい」と主張。また、安価で食事を提供する社会活動の「子ども食堂」にも関心があり、「一人一人を幸せにする政治を目指したい」と語気を強める。

 趣味は映画鑑賞。「いまは忙しくて見られませんが」と笑った。

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