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【夏の高校野球】東農大二、コールド勝ち 桐生南、反撃振り切る

 第101回全国高校野球選手権県大会は10日、上毛新聞敷島球場で1回戦2試合が行われ、東農大二と桐生南が勝ち上がった。

 東農大二は四回、大泉に逆転されたが、その裏、二死から長短8安打の猛攻で一挙9点を挙げ、五回にも2点を加えコールド勝ち。

 序盤から点を重ねた桐生南は六回、大沢駿の本塁打などで3点を挙げ試合を決めた。藤岡工は九回に2点を返したが及ばなかった。

 大会は、この日で1回戦が終了、予備日をはさみ13日から2回戦が始まる。

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 ◆大泉3年・野代天斗(たかと)主将 笑顔貫いたスラッガー

 高校通算本塁打52本。練習試合を含めての数字だが、入学時、私立からも誘われたスラッガーを、東農大二バッテリーは警戒した。

 コースぎりぎりを攻められ初打席は四球、2打席目は中飛、3打席目は死球。高校最後の試合はまともにバットを振れなかった。

 チームは四回、4連打で2点を挙げ1度は逆転したが、その裏、2四球をはさんだ連続8長短打を浴びて9失点。その後も2点を献上、五回コールドで敗れた。

 1年時から期待された逸材。実際、その夏、3回戦の市立太田戦で九回、その日2本目の二塁打が試合を決めるサヨナラ安打となった。高校野球をコールド負けで終えるのは不本意なはずだが、最後まで笑顔を絶やさなかった。

 「明るいチームにしたくて」。4人きょうだいの中で仲良く育った野代主将のモットーだ。9失点の四回にはリリーフで登板し安打を浴びたが、マウンドでも笑っていた。「会場を笑わせよう」と捕手の河西柊馬に声をかけ、ベンチでも笑顔でチームを鼓舞した。

 厳しいけれど親身な指導の森山弘監督を慕って入部し、強打者になりたくて練習後も筋トレや素振りを続けた日々は終わった。

 「監督には感謝しています」。敗戦直後、涙でゆがんだ顔は、すぐ笑顔に戻った。(橋爪一彦)

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