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【参院選】埼玉選挙区 主な候補者の横顔(上)(届け出順)

 21日投開票の参院選。埼玉選挙区(改選数4)には現職2人、新人7人の計9人が立候補し、4議席をめぐり舌戦が繰り広げられている中、主な候補者の人柄や訴えなどを3回にわけて紹介する。

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 ◆宍戸千絵氏(41)国新 若い世代の声拾い上げる

 平成29年の衆院選で落選し、これまで政策の練り上げに力を注いできた。普段通っている美容院などで有権者の話に耳を傾ける中、「若い世代の人たちの声をきちんと拾い上げて、政治に反映していくのが自分の役割」と自覚するようになった。

 尊敬する人物は母。女性の就労が難しい時代に小学校の教員を勤めながら、3人の子供を育て上げた。「自分らしく生きなさい」という母の教えは今も自分の行動指針になっている。

 そんな母を8年前に病気で失うと、同じ時期に父も脳卒中で倒れた。働きながら父の介護をこなす生活が父が亡くなる昨年まで続いた。「どうしたら社会全体が明るくなるのか」と悩み抜いた末、小池百合子都知事の政治塾「希望の塾」の門をたたいた。政治への道を歩み始めるきっかけだった。

 一方、経済産業省で国際交渉も経験し、「ガラパゴス的な日本の諸制度を今の時代に適したものに見直したい」と意気込む。

 自身のイメージカラーは「太陽のような明るい黄色」。趣味は登山。下山後に温泉で汗を流し、ビールで喉を潤すのが「至福の時間」という。 (竹之内秀介)

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 ◆伊藤岳氏(59)共新 貧困救うため政治の道に

 3年前の参院選は約49万票を獲得したが、惜しくも次点に終わった。4度目の挑戦となる今回は改選数が3から4に増え、「逃してはいけないチャンス」と並々ならぬ思いで臨む。

 参院選に初めて出馬した平成22年以降、安倍晋三政権が推進する経済政策「アベノミクス」では景気回復が実感していないと感じ、憲法改正の動きも活発化した。そんな永田町の状況を眺めるしかなく「悔しい思いをした9年間だった」と振り返る。

 政治に目覚めたのは、教員を目指して入学した文教大の学生時代で、サークル活動で貧困家庭の子供たちに触れたのがきっかけだ。収入が少なく、高校や大学に進学できず、すさんでいく子供たちを目の当たりにした。教員になっても貧困問題を解決できないと思い、共産党に入党した。

 国会で最もやりたい政策は大学の学費半額。「誰もが経済的に心配することなく、学んで子育てできる環境をつくりたい」と強調する。父親の介護を4年間経験し、特別養護老人ホーム(特養)の増設も訴える。趣味は野球観戦。ビール片手に、大好きなプロ野球・巨人の試合を観戦するのが息抜きだという。(黄金崎元)

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