PR

地方 地方

閉校小学校を植物工場に 12月出荷へ 舞鶴市が賃貸借契約

 平成23年3月に閉校した舞鶴市立岡田上小学校(同市地頭)について、同市は9日、野菜生産販売会社「YASAI」(福岡県朝倉市)と賃貸借契約を結んだ。YASAIは体育館を利用し、水耕栽培で野菜を育てる人工光型植物工場を開設する。今年12月中旬にはレタスや小松菜など1日約1千株の出荷を始める予定。舞鶴市内で閉校した学校施設が再活用されるのは初めてという。

 同社は水耕栽培で府立大が開発した技術(特許出願中)を導入。LED(発光ダイオード)照明や養液の工夫で、健康に良い抗酸化成分やミネラルが豊富で、野菜のエグ味となる残留硝酸塩を抑えた高品質な野菜を生産している。

 今回の契約では、同社は同小の体育館(約610平方メートル)と校舎の2教室(約80平方メートル)と土地の一部を借り受ける。体育館の約400平方メートルに植物栽培のプラントを設置する。設備投資額は約1億1千万円。

 生産した野菜はスーパーなどに出荷するほか、同校に開設する直販所でも販売するという。

 教室の一部を利用して見学コーナーを開き、子供たちの食育に取り組む。同社の正社員2人が舞鶴市に移住し、パート社員5人程度の雇用を予定している。

 同市役所(同市北吸)で行われた調印式で、多々見良三市長は「閉校施設の活用が社会問題化する中、第1号を実現できることになり、喜んでいます」とあいさつ。同社の瓜生茂広社長は「舞鶴から情報発信をし、品質の高い野菜を広めたい」などと話していた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ