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佐賀空港にリモコン式牽引車 全日空、国内航空で初導入

リモコン操作で、航空機を牽引する車両(下)
リモコン操作で、航空機を牽引する車両(下)

 全日本空輸は、航空機を牽引(けんいん)するのに、人がリモコンで遠くから操作できる車両を佐賀空港(佐賀市)に導入した。実際の運航便に使うのは国内航空会社で初という。作業に携わる人数を減らして省力化することで、従業員の働き方改革につなげたい考えだ。

 羽田空港と結ぶ小型機を移動させるのに使う。通常の牽引車両の運転には、1カ月程度かけて専門資格の取得が必要だが、遠隔操作車両なら約3日間の実習でリモコンを操作できる。人材育成のコストも下げられるという。

 車両はドイツ製で長さ3・2メートル、幅2・5メートル。最大95トンの機体を引いたり、押したりできる。佐賀空港ではリモコンを操作する1人を含めた計3人が協力して動かす。人が運転する牽引車両も運転手ら3人を必要としていたが、リモコン方式では今後2人に減らすことも検討する。

 全日空は導入前に、作業の様子を報道陣に公開した。小型機を旅客ターミナルビルから誘導路へ移動させる時間は約5分と、人が運転する牽引車両より1分ほど短縮した。全日空は本年度中に、他に国内数カ所の空港にも導入する方針だという。

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