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【参院選】選挙サンデー、支持求め駆ける 住宅街遊説/党首が来県 栃木

 参院選の公示後初めての“選挙サンデー”となった7日、栃木選挙区(改選数1)の各候補者は、休日の有権者らに訴えを届けようと、各地を駆け回った。この日の与野党の動きは対照的で、自民現職が「派手なことをせず」(陣営幹部)住宅地を遊説して回った一方、立憲民主新人は枝野幸男代表が来県して応援演説を行い、支持を求めた。

 ◆丹念に回り歩く

 自民の高橋克法氏はさくら市から街宣活動を始め、船田元衆院議員が会長を務める県ゲートボール協会の全日本予選の開会式で選手らにあいさつ。その後は宇都宮市のインターパーク中央公園で親子連れに声をかけて回り、街角で演説するなど、主に同市内の住宅地での遊説を行った。

 公示日こそ、衆院の5選挙区で茂木敏充経済再生担当相らと大規模な出陣式で気勢を上げたが、陣営幹部は「参加者は全有権者のごく一部」だと気を引き締める。野党候補が一本化されたことへの警戒感は強い。「公務のため、新人候補と比べ地元を十分に歩けていない。丹念に回っていく」(同)戦略だ。

 本人も「ようやく有権者と本格的に接することができるようになり、手応えを感じる」と張り切り、農林業や中小企業の活性化、観光振興やインフラ整備を通じて「地方を守り抜く」という持論を訴え続けた。

 また国民の関心が高い年金制度に関しては、「正しい情報をお伝えしながら、制度の安定を図る考えを丁寧に伝えていきたい」と、取材に対し答えた。

 選挙戦序盤は県央や県北部を中心に活動し、週明け以降に範囲を広げる。

 ◆知名度アップへ

 立民の加藤千穂氏は午前中、下野市と宇都宮市で支援者を集めての個人演説会。その後、各地を周りながら、午後には宇都宮出身の枝野氏とともに、市中心部を練り歩いた。

 栃木に縁のない新人ということもあり「現職に後れを取っていることは間違いない」(陣営幹部)という加藤氏。野党共闘の正式合意も選挙直前の6月までずれ込み、準備期間が短い中での選挙戦突入となったため、知名度アップは喫緊の課題だ。この日の枝野氏との練り歩きでは、商店街をくまなく回る中、小走りで有権者に駆け寄って握手を交わすなど、若さもアピールした。

 その後、東武宇都宮駅前で行った街頭演説で加藤氏は、「枝野代表の出身地の宇都宮から、再び政権交代可能な政党を作りあげたい」と強調。「まだまだ知名度は足りない」と認めつつ、目標とする前回参院選からの投票率10%アップを訴えた。

 続いて演説を行った枝野氏も「もう少しで相手の背中が見えてくる」と、さらなる結集を呼びかけながら、「政治を動かす力を持っているのは有権者。あなたの力が必要です」と締めくくった。

 政治団体「NHKから国民を守る党」新人の町田紀光(としみつ)氏は群馬選挙区の候補者の応援演説を行い、足利市でも街頭活動。公示後は主にインターネットへの動画投稿や会員制交流サイト(SNS)を通じて、党の主張を発信している。

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