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【参院選】岩手・主な候補者の横顔

 ■横沢高徳氏(47)=無新 人の痛み分かる政治家に

2010年のバンクーバーパラリンピックでアルペンスキー日本代表を務めた。野党統一候補として初めて挑む選挙戦に「弱者にやさしい社会はみんなにやさしい社会。実現に向けスポーツマンらしく真正面からぶれることなく正々堂々と挑戦したい」と語る。

 盛岡市の南隣、矢巾町の出身。モトクロスの迫力に魅了され、小学3年から競技を開始した。家族に反対されながらも競技を続け、盛岡工業高校を卒業した平成2年、スズキにテストライダーとして入社。7年にモトクロス国際A級ライセンスを取得した。

 悪夢に見舞われたのは9年だった。帰郷してつくったオートバイスクールのコースで練習中の不慮の事故で脊髄を損傷、車いす生活を余儀なくされた。「レントゲンで骨が砕けていて、大変なことをやってしまったと…。大変、大きなショックを受けた」と振り返る。

 失意のどん底から立ち直ることができたのは、リハビリ中に出会ったチェアスキーだった。家族や友人の支えで日本代表に。「多くの人に支えられ生きる力を取り戻した。生まれ育った岩手に恩返しをしたい。人の痛みが分かる政治家になりたい」と力を込める。

 達増拓也知事が衆議院議員だったころから後援会青年部の会合に顔を出すようになった。「温かいお兄さんみたいな存在」という達増知事も全面的に支援する方針。座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」だそうだ。

                    ◇

 ■平野達男氏(65)=自現 必要とされるなら応える

 初めて自民党公認で選挙に挑む。「大変厳しい戦いになる」と険しい表情で決意を語る。自公の支持を受けて出馬表明した4年前の知事選では、告示わずか13日前に出馬を断念。このしこりが残っているからだ。

 「途中撤退の段階で、残り任期の4年(参議院)仕事をしたらあとはなしの思いもあった。昨年、同僚議員や支持者からもう1期挑戦してみたらの話をいただき出馬を決意した。必要とされるなら応えるだけの気持ちと実績はある」と4選出馬の経緯を語る。

 農水省出身の政策通は県内陸南部の北上市生まれ。旧自由党代表の小沢一郎氏に見いだされて政界に入り、民主党政権時代に初代の復興相を務めた。平成25年に民主党を離党、前回は無所属で3選を果たした。

 「政策的な考え方は自民党に入る前と入った後でほとんど変わっていない。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は民主党の推進派の責任者だった。原発問題は自民党と違う考えで、核燃料サイクルはやめた方がよいと、党内でも堂々と主張している」と強調した上で、「農林水産業、中小企業と小規模事業者の振興、そして復興、やりたいことはたくさんある。併せて財政再建など先送りされてきた課題もある。とにかくきっちり取り組んでいきたい」と意気込む。

 リフレッシュ法はカラオケ。「マイクを離しませんから、ひんしゅくを買うのであんまり行かないようにしています」と苦笑い。得意は中島みゆきだそう。

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