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児童ら捕鯨文化を学ぶ 和歌浦小で出張講座 和歌山

和歌山市立和歌浦小で開かれた「鯨の出張講座」=3日午前
和歌山市立和歌浦小で開かれた「鯨の出張講座」=3日午前

 古式捕鯨の地・太地町などが念願してきた商業捕鯨が31年ぶりに再開した中、県は3日、和歌山市立和歌浦小学校(和歌浦西)で、クジラの生態や捕鯨の歴史などを教える初の出張講座を開いた。児童らは、実際にクジラのひげに触れたりクジラを食べたりして捕鯨文化への理解を深めた。

 出張講座には、日本鯨類研究所(東京)と太地町立くじらの博物館の職員を講師に招き、5、6年の児童約90人が参加した。

 鯨類研の田村力(つとむ)資源生物部門長が、クジラの種類や日本人とクジラの関わりなどを、児童にクジラのひげや歯などに触れてもらいながら紹介。日本が国際捕鯨委員会(IWC)を脱退して再開した商業捕鯨にも触れ、「今回の商業捕鯨は過去とは異なって、乱獲を防ぐための仕組みが備わっており、ずっと(漁を)続けられるように少ない頭数を捕っていくようになっている」と説明した。

 くじらの博物館の学芸員は、太地町の捕鯨の歴史などを紹介した。

 会場では、巨大なシロナガスクジラの絵が広げられたほか、児童らには鯨類研から提供された鯨肉を使った竜田揚げが給食として提供された。

 5年の永留立睦(りむ)さん(10)は「クジラの解体や商業捕鯨のことは初めて知った。これからおいしいクジラを食べられるのはうれしい」と話していた。

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