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下関に星野リゾート、5年開業 海峡、歴史資源を活用

ホテルの完成予想図の側で握手する星野佳路氏(左)と前田晋太郎・下関市長
ホテルの完成予想図の側で握手する星野佳路氏(左)と前田晋太郎・下関市長

 国内外で高級宿泊施設を運営する星野リゾート(長野県軽井沢町)は13日、山口県下関市の臨海地区「あるかぽーと」に令和5年、「OMO(おも)」ブランドのホテルを開業すると発表した。宿泊客のまち歩きの案内なども手がけ、下関全体へ回遊させる。(山口支局 大森貴弘)

 開業するのは「星野リゾートOMO下関」(仮称)で、186室の客室を備える。価格帯は未定。あるかぽーとの南側で、駐車場などとして使われている約1・8ヘクタールの土地に建設する。

 「OMO」は、星野リゾートが昨年から始めたブランド。地元の観光資源を活用し、客の回遊性を高める考えを取り入れている。北海道・旭川や、今後、開業予定の大阪・新今宮などに続き、下関が4カ所目となる。

 同社の星野佳路代表は「ディープで、ローカルな文化を楽しめる観光客向けのホテルだ。魅力はそこ(下関)にあるので、私たちはそれを再編集し、世界に向けて発信したい」と語った。

 「あるかぽーと」には、市立水族館「海響館」や、遊園地「はい!からっと横丁」などが立地する。また、目前の関門海峡を行き交う船を眺められるなど、観光地としての潜在力はある。だが、魅力を十分に生かしてきたとは言い難い。

 前田晋太郎市長は平成29年の就任後、同地への宿泊施設の誘致に乗り出した。昨年11月に事業者公募を実施し、星野リゾートを選定した。

 同社は高級旅館やリゾート施設を運営し、日本の観光業をリードする。前田氏は「すばらしい提案をいただき、うれしく思う。大勢の人に来てもらえる喜びを、星野リゾートと共有したい」と語った。

 同社は今後、ホテルの具体的なスタイルや、魅力発信の方法を検討する。

 星野氏は「関門海峡を通る船は、思った以上に多い。両岸の建物をぬうように大型タンカーが通る光景は素晴らしい。歴史資源もある。水際を歩いて行き来する要素も欠かせない。これらをどう表現すべきか、社内で議論を進めたい」と語った。

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