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「紀州へら竿」の伝統学ぶ 児童ら職人技見学

「紀州へら竿」の工房を見学する児童ら=橋本市
「紀州へら竿」の工房を見学する児童ら=橋本市

 橋本市の国指定伝統的工芸品「紀州へら竿(ざお)」の工房を、市立清水小学校の児童らが訪れ、地元の優れた職人技を学んだ。

 3種類の天然竹で作る高級竿「紀州へら竿」は、大阪市で修業した職人が昭和初期、故郷の橋本市清水地区へ持ち帰ったことで広まったとされる。カーボン竿など一部を除けば、この地が国内で最も生産量が多いという。

 見学は、2年生の授業の「町たんけん」の一環。6人が南修司さんの工房を訪ね、漆塗りなど100以上の工程で仕上げていく手順などを教わった。松永奈那美さんは「すごい人がいて驚いた。ウナギとかも釣ってみたい」と笑顔。小西啓裕校長は「伝統を知ることで地域を愛する気持ちを養ってほしい」と話した。見学を受けた南さんは「地元でも紀州へら竿を知らない人も多いと思う。こういう機会はありがたい」としている。

 一方、紀州へら竿をめぐっては、外国人に好まれる「クール」な作品を審査する一般社団法人「クールジャパン協議会」主催の「COOL JAPAN AWARD 2019」で、一般社団法人「高野山麓ツーリズムビューロー」(同市)が調査資料をまとめた作品「ヘラブナ釣りと紀州ヘラ竿の町橋本」が受賞53作品の中に選ばれた。ビューローは今後、認定マークを海外販路の開拓や訪日外国人客の誘致に活用する方針。

 また、同地区の「隠れ谷池」も昨年の台風で浮桟橋の一部が浸水する被害を受けたが、新しい桟橋を設置するなど修繕して今月、営業を再開しており、ビューローの受賞と相まって今後の集客が期待されている。

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