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時の歩みに感謝ささげ近江神宮で漏刻祭

 令和初めての「時の記念日」の10日、「漏刻」(水時計)を設置し、時刻制度を日本で初めて定めたとされる天智天皇を祭る大津市神宮町の近江神宮で恒例の漏刻(ろうこく)祭が行われた。時計業界の関係者ら約200人が参加、時計を奉納するなどして業界の繁栄を願った。

 漏刻は水の流れを利用して定刻に鐘を鳴らす仕組みで、近江神宮によると、671年に天智天皇が近江大津京に漏刻を設置した日が太陽暦の6月10日に当たることから、大正9年に「時の記念日」に制定された。

 これにちなみ、近江神宮では毎年6月10日に時の歩みに感謝をささげる「漏刻祭」を開催。小雨が降る中、当時の王朝装束を着て「采女(うねめ)」と呼ばれる女官や漏刻を管理する役職「漏刻博士」らにふんした関係者が掛け時計や腕時計など最新モデル7点を奉納した。

 その後、古代から伝わる舞楽「萬歳楽(まんざいらく)」が披露されると、参加者らは鳳凰(ほうおう)の舞う姿をイメージした神秘的な舞に魅了されていた。

 采女役を務め、この日が大津市内での初仕事となったびわ湖大津観光大使の尾賀円香さん(20)=立命館大3年=は「緊張したが、伝統ある祭りに参加できて光栄」と喜び。同大使の川端明日香さん(20)=龍谷大3年=も「こういった衣装を着れることはなかなかないので貴重な経験となった」と話していた。

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