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【私のイチ押し】県動物保護センター・土肥富有子所長 動物の感情 新しい施設で明るく出迎え

動物たちをかわいがる県動物保護センター所長の土肥富有子さん
動物たちをかわいがる県動物保護センター所長の土肥富有子さん

 人間と同じで、犬や猫にも感情があると感じています。当センターに連れられてくる犬猫には、飼い主などとの別れを伴うものも多く、やはり、気分が沈んでいると考えられる個体も見受けられます。

 その点で、今月開業した新センターでの生活は、飼育動物たちにとって、とてもいい影響を与えると考えています。これまでは室内の明るさもそう、ケージの設置場所などもそう、決して飼育環境が充実しているとはいえませんでした。

 新センターでは、飼育部屋は明るく、広さにも余裕があります。犬猫たちを少しでも本来の元気に近づけられ、訪れる県民の皆さまには生き生きとした姿をお見せできるのではないでしょうか。そんななかで、譲渡の動きや動物愛護への関心が高まっていくことに期待しています。

 プライベートでは猫を2匹飼っています。16年前、近隣の獣医師が保護していた猫を譲り受けました。きょうだいですが2匹とも“排他主義”らしく、ほかの猫を増やすことを許してくれません(笑)。いつか訪れる「別れ」がいまから怖くて仕方ありませんが、一緒にいられる時間を大切にしながら過ごしています。

【メモ】昭和40年生まれの53歳。東京都出身。小学2年のとき、親の仕事の関係で座間市に転居。麻布大学獣医学部卒。平成2年、県に入庁し、鎌倉保健所に配属。県保健福祉局などでの勤務を経て、31年4月から現職。獣医師。「県民の皆さまからたくさんの寄付をいただき、施設移転が実現した。ただ、ここがゴールではなく、譲渡先を広げるための通過点。身の引き締まる思いだ」

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