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聖火、福島を「瞬間移動」 時間短縮、多くの被災地巡る

1日に東京都内で行われたイベントで、トーチを手にする公式アンバサダーの野村忠宏さん(右)。福島県では「瞬間移動」方式を検討している(右)=東京都港区
1日に東京都内で行われたイベントで、トーチを手にする公式アンバサダーの野村忠宏さん(右)。福島県では「瞬間移動」方式を検討している(右)=東京都港区

 県内での2020年東京五輪の聖火リレーを取り仕切る県が、東京電力福島第1原発事故でかつて避難指示が出た市町村を聖火が巡る際、聖火を種火としてとっておき、1つの区間でのリレー終了後に別の区間で点火してリレーを始める「瞬間移動」と呼ばれる方式を検討していることが6日、五輪関係者への取材で分かった。

 時間を短縮し、多くの被災地を巡るための措置。土地が広い北海道や、離島でリレーを実施する東京都も同様の手法を検討している。

 国際オリンピック委員会(IOC)の内規では聖火を一筆書きでつなぐのが原則だが、12年ロンドン五輪や16年リオデジャネイロ五輪でも一部区間で採用されたという。

 ある区間でリレーを終え聖火を消すと、聖火から分けておいた種火を使って別の区間のスタート地点で点火し、リレーを始めるようにする。福島県の五輪聖火リレー実行委員会が年内にも最終的に詳細なルートとともに決定する。

 福島県は47都道府県を巡回する聖火リレーの出発地。来年3月26日に、原発事故の対応拠点だった福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)からスタートし、4月に避難指示が解除された大熊町など9市町村を初日に回る計画だ。28日までの3日間で福島市や会津若松市、郡山市などを移動する。

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