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火災ビル避難を疑似体験 さいたま市、防災センターにVR設備

 火災発生時の判断力や行動力を市民に養ってもらおうと、さいたま市は市防災センター(大宮区天沼町)にバーチャルリアリティー(VR)で火災を疑似体験できるコーナーを設置した。さいたま市が防災体験にVRを活用するのは初めて。

 体験時間は約3分で、専用ゴーグルをつけてコントローラーを操作し、火災が発生したビルから脱出するという流れ。プレーヤーは誘導灯を頼りに正しい避難経路を探し、ゴールとなる非常口を目指す。ビル内は非常ベルが鳴り響き、煙を吸い込まないように姿勢を低く保つ必要があるなど、実際の火災現場を忠実に再現している。

 市予防課によると、VR機材は大人用2台、子供用2台を用意した。VRの利点として、従来の災害体験設備と比べ、大規模な敷地を必要とせず、手軽かつ低コストで体験できることが挙げられるという。すでに大阪市や広島県東広島市などで導入実績がある。

 市予防課の担当者は「VRは映像が非常にリアルなので、体験を通じて得られる学びもあると思う。ぜひ、この機会に足を運んでほしい」と呼びかけた。今後、反響に応じて、土砂災害など他の災害体験の追加やコーナーの常設化も検討するという。

 VR体験コーナーは来年3月下旬まで。開館時間は午前9時から午後4時半まで。休館日は月曜日(祝日を除く)と年末年始。入館無料。10人以上の団体利用の場合は事前申し込みが必要となる。

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