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“鳥の目”で捜索のスペシャリスト集団 青森県警航空隊・鈴木真悦(しんえつ)隊長(62)

「日々、知識・技能を磨き県民の負託に応えたい」と語る鈴木真悦隊長
「日々、知識・技能を磨き県民の負託に応えたい」と語る鈴木真悦隊長

■諦めない気持ちが大事

 山菜採りや夏の観光シーズンを迎え、遭難が発生した場合に、上空から捜索や救助活動を行うのが航空隊。文字通り“鳥の目”で全体を俯瞰(ふかん)するスペシャリスト集団だ。平成20年4月に青森県警航空隊の隊長に就任して以来、10年以上にわたり陣頭指揮を執る中で、遭難防止のために2人以上で出掛けることや携帯電話の携行などを呼び掛けている。

 青森県八戸市出身。自宅近くに海上自衛隊の航空基地があったことから、幼い頃からパイロットにあこがれ高校卒業後、海自に入隊。四国や九州での勤務を経て、昭和58年に県警がヘリコプターを導入すると同時に県警に採用された。26歳の時だった。

 航空隊は15人乗りの中型ヘリ「はくちょう」で空からパトロールを行いながら、遭難が発生した場合の対応や事件、災害などの緊急事態に即応している。ただ、こうした任務を遂行するためには、ヘリの整備や点検は普段から欠かせない。現在、4人で計画的に整備に当たっているが、特徴的なのが工具箱がそれぞれのパーツで型取りされていることだ。「型に合わない工具があればすぐに分かるし、紛失防止にもつながる」と言葉に力を込める。

 これまでの飛行時間はすでに1万時間を超える。数々の事件、事故で出動してきた中で、最も印象に残っているのが、平成26年9月に平川市で発生した遭難への対応だという。

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