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【ちば人物記】八千代に工房、鍛冶職人・伊藤愛さん(33) 英国仕込み、ネットで評判

八千代市勝田台で鍛冶工房「MetalSmith iiji」を営む、伊藤愛さん=4日、八千代市勝田台北(白杉有紗撮影)
八千代市勝田台で鍛冶工房「MetalSmith iiji」を営む、伊藤愛さん=4日、八千代市勝田台北(白杉有紗撮影)

 京成線勝田台駅(八千代市勝田台)から徒歩5分の場所にある、鍛冶工房「MetalSmith iiji(メタルスミス・イイジ)」を営んでいる。「なんだろうとよく外から見られる。最近鍛冶屋さんだと気付かれるようになったんです」と笑う。鍛冶体験のワークショップやオーダーメードのインテリア装飾品の製作に加え、修復なども行っている。

 「小さい頃からシルバーアクセサリーに興味があった」と鍛冶職人を目指したきっかけを話す。小学生のときにはジュエリーデザイナーを目指していた。

 母、祖母と旅行した英国にも大きな影響を受けた。英国の町並みや感じる雰囲気にほれ込み、「いつかはここに住みたい」と思うようになった。

 中学生のときには「英国に留学してジュエリーデザイナーになる」のが夢になっていた。両親に反対されながらも、高校では工芸科でシルバーアクセサリーの基本を学び、「本当に楽しい。やっぱりこれしかない」と英国留学を決断した。

 しかし、留学後の英国では日本とのギャップに苦しんだという。留学先の希望していた学科が他の学科との統合でなくなるアクシデントにも見舞われた。「ここではやりたいことがかなえられないかも」と大学の先生に相談すると、自分のやりたいことが学べる別の大学の講師を紹介してもらえた。

 編入試験を受け、2年次にその大学に編入。だが、クラスメートの大半が独創的なジュエリーを作る中で、「自分は型にはまってしまっていて、(クラスメートが作るような)新鮮なデザインに勝てる気がしなかった」と焦りを感じたという。

 大学の授業では週に1度、鍛冶職人が来るのが楽しみだった。1本の鉄をたたいて全く違うものを作ることや英国の街中に残るたくさんの鉄の装飾の歴史を知るたびに「これだ」という思いが高まったと振り返る。

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