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生サワラ「みんな食べて」 洲本・鳥飼小で食育授業 五色町漁協、生態や調理法紹介

サワラのおろし方を児童らに披露する協議会のメンバー=29日、洲本市立鳥飼小学校
サワラのおろし方を児童らに披露する協議会のメンバー=29日、洲本市立鳥飼小学校

 地域に根ざした食文化を子供たちに知ってもらおうと、洲本市五色町鳥飼中の市立鳥飼小学校で29日、サワラを題材にした食育授業が実施された。五色町漁業協同組合のメンバーらが講師となり、5年生17人にサワラの生態や調理法について教えた。

 同漁協や洲本市などは、生サワラの食文化を特産にしようと平成26年に「淡路島サワラ食文化推進協議会」(福島富秋会長)を設立し、島内の約30店舗が「淡路島の生サワラ丼」を販売している。

 授業は協議会の活動の一環として毎年実施。冒頭、同漁協青年部部長の石井久雄さん(44)らがサワラとサゴシの違いや、長さ1600メートルの流し網を使って水深約30メートルでサワラを獲る方法、産卵前の4~5月が最もおいしいが、秋も脂がのって美味であることなどを紹介した。

 その後、重さ約3キロのサワラ2匹を、協議会メンバーで飲食店「お多福」店主の橋詰政直さん(59)らがおろした後、児童らが講師の指導のもとで包丁で切り分けて刺し身にしたほか、バーナーであぶった切り身を氷で締めてタタキにして試食。児童は「おいしい」と言いながら、あっという間にたいらげた。

 5年の森山凌翔さん(10)は「学校の包丁がちょっと切りにくかったけど楽しかった。生はめっちゃおいしかったので、みんなも絶対食べてほしい」と話していた。

 県内のサワラ漁獲量は昭和62年の約2400トン(約79万匹)だったのが、平成10年には約33トン(約1万1千匹)まで激減。同漁協では、流し網の編み目を大きくして小ぶりのものを逃したり、稚魚を放流したりして資源回復に取り組んだ結果、最近では年間350トン(約11万匹)前後で推移している。

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