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北海道で全国の5月史上最高気温39・5度 なぜ北で?

猛暑日となり、かげろうが立ち上る北海道帯広市の道路=26日午後
猛暑日となり、かげろうが立ち上る北海道帯広市の道路=26日午後

 この数日間、全国的に気温が上昇したのは西から進んできた移動性高気圧の速度が遅く、晴れの日が継続したことが影響した。気象庁によると、26日午後2時すぎ、北海道佐呂間町で5月としての全国の観測史上最高気温となる39・5度を観測。北日本では上空に暖気が入り、季節外れの高温になったとみられる。

 気象庁によると、移動性高気圧は23日にかけて沖縄付近へゆっくり進み、24日から26日にかけて、本州の南を時速20~30キロの遅い速度で進んだ。26日正午現在も関東地方の南沖にとどまっている。

 高気圧によって全国的に晴れの日が多く、日中は気温が上昇。東京都心で3日連続で最高気温30度以上の真夏日を観測するなどした。

 さらに、東北・北海道には大陸から暖気が入り込んだ。札幌市の上空1500メートルでは26日午前9時、平年より約15度高い21・4度を観測。高気圧で晴れたことに加えて気温を押し上げる要因となった。

 北海道東部で5月としての全国の史上最高気温を記録したのは「フェーン現象」による影響も考えられる。これは山の斜面に気流が当たって上昇し、山頂を越えて反対側斜面を下降すると暖かく乾いた空気になる現象。西風が北海道中央部の山岳地を越え、東側で気温を上昇させた。

 気象庁天気相談所は「フェーン現象はどこでも起こりうるが、北海道東部でここまで気温が上がるのは珍しい」としている。

 中部地方から北海道にかけては27日まで気温が上がる。西日本では同日から天気が崩れ始め、関東地方でも28日以降は曇りや雨が予想されるという。

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