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「アセス不備」国提訴へ 横須賀の住民ら、石炭火力発電所めぐり

 横須賀市で進む石炭火力発電所の建設計画について、事業者の環境影響評価(アセスメント)に不備があり、国が評価書を認めたのは違法だなどとして、周辺住民らが国の判断の取り消しを求める訴訟を東京地裁に起こすことが分かった。提訴は27日の予定。

 住民側代理人などによると、事業者は、東京電力フュエル&パワーと中部電力が共同出資する「JERA(ジェラ)」。既存の火力発電所を建て替えるため、平成30年11月に環境影響評価書を経済産業省に提出し、同月、評価書の変更は必要ないとの確定通知を受領した。今月から準備工事が始まっている。

 国のガイドラインでは、建て替えの場合、既存発電所より温室効果ガス排出量が低減するなどの条件を満たせば、環境アセス調査の一部省略を認めている。

 住民側は新発電所建設によって温室効果ガス排出量は増加すると主張し、一部調査を省略した手続きは違法としている。

 原告に加わる鈴木陸郎さん(77)は「石炭火力発電所が建設されれば、健康被害が心配。将来世代にわたっての影響も大きく、建設自体をやめるべきだ」と話している。経産省は「詳細が分からないのでコメントできない」としている。

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