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資料が語る夢野久作の家系 福岡で企画展

 大刀洗平和記念館で展示されている、夢野久作の長編小説「ドグラ・マグラ」の直筆原稿=12日、福岡県筑前町
 大刀洗平和記念館で展示されている、夢野久作の長編小説「ドグラ・マグラ」の直筆原稿=12日、福岡県筑前町

 長編小説「ドグラ・マグラ」で知られる福岡市出身の小説家、夢野久作(本名・杉山直樹、1889~1936)らを紹介する企画展が大刀洗平和記念館(福岡県筑前町)で開かれている。夢野の孫、杉山満丸氏は「さまざまな苦労を重ねてきた杉山家について知ってほしい」と話している。今月30日まで。

 企画展では、夢野のほか、祖父で幕末に筑前町で私塾を開いた黒田藩士の杉山灌園、父で伊藤博文や山県有朋とも交流のあった杉山茂丸、戦後にインドで砂漠の緑化事業に尽力した長男の杉山龍丸と、杉山家4世代にスポットをあてる。

 書簡や写真など計約180点が展示され、その中には「ドグラ・マグラ」の直筆原稿もある。原稿の裏には、先の大戦中、戦闘機の整備隊長を務めていた龍丸が、当時の記録を書き写している。同館の担当者は「名作の原稿の裏を使うとは、豪快な杉山家ならでは。貴重でほほ笑ましい資料だ」と話す。

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