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宇都宮の築50年アパート、空き部屋を図書館に改装

 個性的な店舗が集まり、関心が高まる宇都宮市のもみじ通りに新たな“空間”が登場した。築50年のアパートの空き部屋を改装、地域の人や買い物客らが自由に集い評判は上々だ。(松沢真美)

 「もみじ図書館」(同市西3の4の8)。東武宇都宮駅を南西に向かい徒歩約10分。国道119号から西に伸びるもみじ通りを南に100メートルほど入ったところにある。建築設計や空間プロデュースを手掛ける「ビルススタジオ」(塩田大成社長)が今月13日にオープンした。

 蔵書は約1万冊。近隣や知人に呼び掛けて集まった。文庫本や美術全集などが並ぶ書架はジグザグに配置され迷路のような雰囲気だが、本を眺めて歩くだけでも楽しい。調理器具も備え、読書や休憩以外に飲食店としての利用なども含め幅広く活用していく。

 もみじ通りは、宇都宮市中心部から少し離れた住宅街の商店街として賑わったが、平成19年に商店会が解散、シャッターを閉めている店が目立っていた。

 22年に同社が、通りの空き店舗を改装してオフィスを移転。通り周辺に出店希望者を募り、カフェ・ダイニングバー、ギターショップ、ドーナツ店、子供服のセレクトショップなど17店舗の個性的な店が相次いで開業した。買い物客ら人通りも多くなり活気を取り戻してきた。

 近くに住む友達と一緒に遊びに来た、市立西小4年の岩井宗一郎君(9)は「すごくきれいになった。楽しい場所になってよかった」とにっこり。同社不動産部の中村純さん(35)は「のんびりしていて、新しい人にも寛容なところが、昔ながらの住宅地が広がるこの地域の魅力」とした上で、「地域で共用できる場として自由な発想で使用してほしい」と話している。

 午前10時~午後7時開館。日曜祝日と第2、4土曜休館。問い合わせは同社(028・636・5136)。

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