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JR特急から緊急脱出訓練 大地震と津波想定し 宮崎

JR九州が巨大地震と津波を想定し実施した避難訓練
JR九州が巨大地震と津波を想定し実施した避難訓練

 JR九州は16日、南海トラフ巨大地震が起きた場合に津波到達が想定されている宮崎県川南町で、特急列車から乗客を降ろして避難させる訓練を実施した。県内では10日に最大で震度5弱を観測した地震が発生したばかりで、参加者は真剣な表情で手順を確認した。

 震度6強の地震が発生し、海沿いの日豊線高鍋-川南間で、車掌が同乗しない4両編成の特急列車が緊急停車したとの想定で訓練を実施した。

 緊急停車後、運転士が車内の様子を確認した上で、乗客数人に避難誘導を依頼し、車いすの乗客役ら計約80人を次々と線路に降車させた。その後、約500メートル離れた一時避難場所まで、乗客役が徒歩で誘導した。

 一時避難場所への避難に21分かかり、宮崎県が想定する南海地震で津波が到達するまでの最短時間の20分を上回った。JR九州の宮野原佳・宮崎総合鉄道事業部長は「1分でも早く避難を終えられるよう、避難設備などを整備したい」と語った。

 日豊線の特急「にちりん」などはワンマン運転の列車が多い。JR九州は「有事の際は、お客さまと乗務員の協力が不可欠だ」とした。

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