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千葉の地銀3行決算、本業もうけは千葉銀のみ増 貸出金利低下響く

 千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行の県内地銀3行の平成31年3月期決算が出そろった。マイナス金利導入など日銀の金融緩和策の影響で貸出金利が低下し続け、利ざやの確保が厳しくなる中、本業のもうけを示す実質業務純益(単体)は千葉銀が増益となったが、京葉銀と千葉興銀は減益となり明暗が分かれた。

 実質業務純益は、千葉銀が前期比6・8%増の711億円、京葉銀が同5・3%減の174億円、千葉興銀が同2・1%減の67億円だった。千葉銀は金利の低下を建設業や医療・福祉など資金需要が旺盛な業種への貸し出し増というボリュームの拡大で補い、貸出金残高は同3・2%増の10兆1368億円で初めて10兆円を突破。佐久間英利頭取は「(貸出金残高を)今後も伸ばしていきたい」と強調した。京葉銀と千葉興銀も貸出金残高は増えたが金利低下に伴う利ざやの縮小を補い切れなかった。

 最終利益(連結)は、千葉銀が前期比6・1%減の504億円、京葉銀が同12・9%減の105億円、千葉興銀が同23・4%減の51億円といずれも減益だった。千葉銀は取引先の業況改善に伴う貸倒引当金の戻り益の一巡に伴う与信コスト増が、京葉銀と千葉興銀は国債や外債の売却に伴う損失の計上が響いた。

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