PR

地方 地方

「馬耕」復活へ滝沢市で実証実験スタート

岩手山に程近い畑で、馬に鋤を曳かせる「土起こし」が再現された=13日、岩手県滝沢市(石田征広撮影)
岩手山に程近い畑で、馬に鋤を曳かせる「土起こし」が再現された=13日、岩手県滝沢市(石田征広撮影)

 農業機械の普及によって衰退してしまった農耕馬による「馬耕」を復活させようと、滝沢市で実証実験が13日にスタートした。

 「馬耕」は環境に優しく小回りがきくため、小規模経営が多いブランド作物の栽培にも向いているとされる。実証実験に取り組むのは環境政策が専門の渋谷晃太郎・岩手県立大学教授。期間は2年で、公益財団法人、全国競馬・畜産振興会からの助成金で実現した。

 鋤の角度を調整することで農業機械より深い15センチ以上の土起こしができる「馬耕」を3、4年に1度実施したところ地力が回復した研究データもある。実験は春秋の農作業に加え、農耕馬を夏の放牧期間に引き馬トレッキングや馬車にも活用。「馬耕」が現代において成り立つどうかを探るという。

 渋谷教授は「現代に馬耕を維持するシステムをどうつくるかがテーマ。農耕馬を専門的にリースする方法も考えられる」と話している。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ