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ダムでクライミング体験を 宿毛に国内初のコース設置へ

 2020年東京五輪で正式種目となったスポーツクライミングを体験してもらおうと高知県宿毛市は、市内で建設が進む横瀬川ダムの壁面に、ホールド(突起物)などの器具を取り付ける。早ければ秋にも取り付けが終わる予定で、ダムに整備するのは国内初。関係者は「ダムを観光資源として生かしたい」と期待を寄せる。

 スポーツクライミングはホールドの付いた垂直の人工壁をよじ登り、スピードや登った高さを競う。

 横瀬川ダムの壁はおおむね完成しており、高さ約72メートルのコンクリート製。水をためない下流側の壁面に、高さ8メートルのコースを2つ設置する。体験する人は壁内部のダム点検用通路を抜けて壁面に出た後、命綱を着けてよじ登る。

 ダムや橋などの大型公共施設を観光に生かす「インフラツーリズム」の広がりを背景に、周辺自治体や観光協会などが利活用策を検討。昨年度に整備が決まった。同市が本年度予算に整備費約360万円を計上。自然体験型の観光キャンペーンを展開する県が半額を補助する。

 ダムは本年度内に試験湛水が始まる予定だが、クライミング体験は先にスタートさせ、当面は体験イベントなどで活用する。ダムを建設する国土交通省中筋川総合開発工事事務所の森本修三副所長は「洪水の防止や水道水の安定供給といった本来の目的以外にも役立て、地域の活性化につながればうれしい」と話している。

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