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鎌倉出身のジェトロ女性所員・久保唯香さん「アフリカとの絆強めたい

日本とアフリカの懸け橋になりたいと願う久保唯香(くぼ・ゆいか)さん(提供写真)
日本とアフリカの懸け橋になりたいと願う久保唯香(くぼ・ゆいか)さん(提供写真)

 鎌倉市出身の久保唯香さんは、アフリカに駐在する日本貿易振興機構(ジェトロ)唯一の女性所員だ。ケニアの首都ナイロビを拠点に、経済関係の拡大に力を注ぐ。絆を強め、日本とアフリカの懸け橋になりたいと願う。

 早稲田大在学中にルワンダを訪れ、アフリカに「ほれた」。ジェトロに就職後の昨年7月、念願のナイロビに赴任。今年1月、事務所に隣接するホテルが武装勢力に襲撃された。銃声が響き渡る中を裏口へ走り、塀をよじ登って逃げた。

 20人以上の死者が出たと後に知り、厳しい治安情勢が身に染みた。一方で暴力に屈せず、直ちに営業再開した商業施設や、悲劇に見舞われながら、明るさを失わない人々に勇気づけられた。

 豊かな自然に恵まれたケニアは、バラを中心とする「切り花大国」でもある。昨年、日本が輸入したバラの半額近くはケニア産で、一層の取引拡大に期待を寄せる。

 視察に訪れたバラ農園では、赤やピンクの色鮮やかなつぼみがほころび、優しい香りに包まれていた。栽培に携わる人々の熱意を感じ、応援したいと改めて感じた。

 8月には県内でアフリカ開発会議(TICAD)首脳会合が開かれる。「共に成長するパートナーになろう」というアフリカの友人の言葉を心に刻み、準備に取り組む。

 着任後、ナイロビで開催されたマラソン大会に出場した。地元の人たちの息づかいを感じながら、ともに街中を駆け抜ける一体感。足を踏み出すたびに、心の距離が縮まっていく気がした。27歳。

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