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水俣病公式確認63年で追悼 公害なき世の到来願う

水俣病互助会が乙女塚で開いた慰霊祭
水俣病互助会が乙女塚で開いた慰霊祭

 水俣病の公式確認から63年となった1日、熊本県水俣市で慰霊祭が営まれた。患者らでつくる水俣病互助会が犠牲者を追悼し、「公害なき世の到来を」と願った。

 慰霊祭は、犠牲者の遺品などを納めた「乙女塚」で開かれ、約120人が焼香した。胎児性患者の娘を21歳で亡くした同会会長の上村好男さん(84)は、取材に「まだ救われない人がいる。行政は被害者の立場で考えてほしい」と訴えた。

 4月25日までの患者認定数は、熊本県で1790人、鹿児島県で493人。うち存命は337人で、3月末時点の平均年齢は78・97歳となった。一方で熊本、鹿児島両県に約1700人が患者認定を申請している。

 水俣市などが開く犠牲者慰霊式は、天皇陛下のご即位と重なったことから、今年は10月19日に延期されている。

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