PR

地方 地方

熊谷市 酷暑対策あの手この手 ミストや暑さ指数計測装置

 昨年7月に国内の観測史上最高気温41・1度を記録した熊谷市は、令和元年の今夏も予想される酷暑に備え、早くも新たな取り組みに乗り出している。今秋にはラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の3試合が市内で開催され、大勢の人出が見込まれるだけに、対策に余念がない。(岡田浩明)

                   ◇

 熊谷市で昨年、熱中症で救急搬送された市民は202人に上り、前年よりも102人増えた。重症化すると、命への危険も高まることから、市は今年も「熱中症患者を出さない」ことを目標に、独自の暑さ対策を強化する。

 市はこれまでJR熊谷駅などに冷却ミストの噴霧器を設置するなど、さまざまな熱中症予防対策を講じてきた。今年の具体的な取り組みは、今夏に予定している祭りや各種イベントに訪れる来場者に対し、ボランティアでつくる「熱中症対策キーパー」が噴霧器のミストで涼を演出するとともに、熱中症の予防を呼びかける。市は今後、ボランティアを募集する。

 部活動の練習中に熱中症になりやすい教育現場では、暑さ指数を自動計測する装置を配布する。生徒たちが自身で測定し、部活動の実施や休憩の指標にしてもらい、熱中症の予防に向けた意識を高める狙いがある。

 熱中症が疑われる人に遭遇した場合には、迅速に応急処置ができるようにするため、自動体外式除細動器(AED)を設置している市内約140カ所に、瞬間冷却剤、飲料水、うちわ、霧吹きなど「熱中症応急キット」を常備する予定だ。

 一方、今年も「暑さ名物」ともいえる市内の八木橋百貨店の「大温度計」が14日にお目見えする。今秋開催のラグビーW杯にちなんで大温度計に「猛暑にタックル」と銘打ち、ラグビーボールが気温に合わせて上下するよう工夫を凝らしている。

                   ◇

 ◆ミネラル入りサブレ20日発売

 猛暑に備えた熱中症予防対策の新商品「ミネラル塩サブレ」が20日から全国各地で販売される。熊谷市と市内に工場がある大手菓子メーカー「日清シスコ」による“熊谷発”のコラボ商品で、グレープフルーツ風味をベースに、4種類のミネラルやクエン酸が配合され、熱中症対策に適しているという。原料の一部に熊谷産小麦も加えた。

 市は新商品を通じて「汗をかいたら水分とともにミネラル補給も」というメッセージを伝え、熱中症予防を呼びかける。市主催の暑さ対策イベントの参加者らにプレゼントする予定だ。

 新商品のデザインは8種類あり、市のマスコットキャラクター「ニャオざね」が描かれている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ