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九電、業績予想下方修正 市場取引減少が影響

 九州電力は16日、平成31年3月期の連結業績予想を下方修正したと発表した。1月に公表した予想値と比べ、売上高は100億円減の2兆150億円、経常利益は300億円減の500億円、最終利益は250億円減の300億円とした。

 暖冬の影響で電力需要が伸びず、日本卸電力取引所(JEPX)を通じた販売量が減少したことが主な減収要因となった。需要の低下に伴い、1キロワット時あたりの市場価格が下落したことも響いた。

 千葉県袖ケ浦市で計画していた石炭火力発電所の断念など、国内外の新規事業投資でも損失を計上し、利益を押し下げた。

 経済産業省はJEPXでの取引量増加を強く促す。平成30年10~12月の平均で、全国の販売電力量に占める割合は32・3%と、前年同時期(8・2%)の約4倍にまでふくらむ。

 九電も近年、JEPXでの売電量を増やしており、取引市場の動向が収益に与える影響は無視できない大きさになりつつある。

 今回の下方修正幅は九電の連結売上高の1%に満たない。

 ただ、経常利益1100億円以上(平成29年度からの5年間平均)という財務目標の達成には黄色信号がともる。

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