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那須塩原市長選 候補者の横顔

 君島寛市長の死去に伴い、統一地方選後半戦として選挙戦が展開されている那須塩原市長選は新人2人の一騎打ちとなり、注目を集めている。2人の横顔を紹介する。(伊沢利幸)

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 ≪君島 一郎氏(63)無新≫

 ■市民優先継ぎ市政に全力

 「市民を第一に考えてきた前市長の市政運営を引き継ぎ、市民生活の向上や市政の発展に全力で取り組みたい」。前市長後援会から後継指名の形で出馬要請を受け、立候補を決意した。

 旧塩原町出身。町議、町助役も務めた父の後を継ぎ議員の道に。市町合併後、市議は連続5期務め、市議会議長も3度就いた。「道路などのインフラ整備、農業関係など住民の要望を実現してきた」と自負する。

 市長選では、市民が主役の市政の継続、魅力あるまちづくり、産業振興による地域活性化など6つのテーマで、スピード感ある政策の実行、新庁舎の建設費や維持管理費の圧縮、施設のバリアフリー化の推進などを掲げる。特に新庁舎については「ランニングコストを含めて削れるものは削り、予算の節減に努めたい」と力を込める。

 市政の課題に、合併市町の一体化を挙げ、「一体化に向けた機運を高めるために知恵を絞りたい」。

 政治信条は前市長の思いを受け継ぎ、「市民優先」。趣味は特にないが、夏の休みは草刈り、冬は健康を考えてサウナに向かう。楽しみは晩酌で「“休肝日(きゅうかんび)”は年に数日」と笑った。妻(65)、三女(28)との3人暮らし。

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 ≪渡辺美知太郎氏(36)無新≫

 ■若い力とスピード感発揮

 「前市長の政策をしっかり引き継ぎ、那須塩原ならではの政策も打ち出していきたい」。市民有志の要請を受けて市長選に挑む。

 平成25年の参院選で旧みんなの党から比例代表に出馬し、当選。解党後は無所属のまま自民党会派入り。無所属議員としては異例の財務政務官に起用された。自民公認が内定し、参院選に向けて動き出していただけに迷いもあったが、「祖父(渡辺美智雄元副総理兼外相)や父の故郷の市民から要請を受け、自分のルーツは捨てられないとの思いから決意した」と出馬に至る思いを振り返る。

 市長選では、市庁舎を中心としたJR那須塩原駅周辺の再整備や企業誘致、移住定住促進策などを掲げ、「今後、那須地域は高齢化や人口減少などの困難が待ち構えている。国会議員で培った人脈や若い力とスピード感をもってまちづくりを進めたい」と訴える。

 チューバでオーケストラに参加し、趣味は美術館めぐりとクラシック音楽鑑賞で「アートによるまちおこしは学生時代から取り組みたいテーマ」。父は医師で那須塩原市内の病院に勤務している。座右の銘は祖父と同じ「温故知新」。妻、幸子さん(36)は県議。長女(3)との3人家族。

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