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サイクリングしまなみ2018の経済効果は9億3300万円

ゴールに向け海岸沿いを走る「サイクリングしまなみ」に参加したサイクリスト=広島県尾道市
ゴールに向け海岸沿いを走る「サイクリングしまなみ」に参加したサイクリスト=広島県尾道市

 しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の高速道路部分を自動車進入禁止にして昨秋開催された国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ2018」の経済効果は約9億3300万円とする推計を、広島、愛媛両県などで組織する大会実行委が発表した。

 大会は約4億3400万円の事業費をかけて昨年10月28日に開かれ、20カ国・地域を超す海外からも含めて7215人が出走。併催イベントを含めた来場者は約4万5千人だった。

 まとめによると、開催に伴って両県で消費が拡大した波及効果は5億5508万円。このうち、大会参加者や観客らが両県で使った宿泊費や飲食費、交通費などといった直接効果が3億6904万円、来訪者の飲食や宿泊のために必要な食材や関連サービスの調達費といった間接効果が1億8604万円とした。

 さらに、新聞、雑誌の記事、テレビ番組、SNSなどで取り上げられた情報発信を広告額に換算した広報宣伝効果が3億7790万円と計算。両方を合わせた総合的な経済効果を、9億3298万円と算定した。

 一方、平成26年に開催した同規模の「サイクリングしまなみ」(初回)の経済効果は、波及効果6億2898万円、宣伝効果8億3373万円の計14億6271万円と推計されていた。今回の大会は効果が縮小したようにみえるが、初回大会に比べて関連イベントが少なく全国的な注目度も低かったことが原因で、「前提条件の違いを加味すれば今回もほぼ満足できる経済効果があった」と実行委は分析している。

 単発のサイクリング大会だった今回に対して、初回は両県各地で半年間にわたって展開された広域博覧会「瀬戸内しまのわ2014」のファイナルイベントであり、供用中の高速道路から自動車を閉め出してサイクリングが実施されるのは国内初めてだったことなどから注目度が高く、関連イベントを含めた来場者は倍以上の11万2千人に達した。

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