PR

地方 地方

【数字から見えるちば】「観光農園」販売金額全国4位 温暖な気候、四季折々の作物

ちばぎん総研船田
ちばぎん総研船田
その他の写真を見る(1/2枚)

 □ちばぎん総研主任研究員・船田映子

 観(み)るだけ・食べるだけの観光から、触れてみる・やってみるといった体験型観光が人気を集めている。その体験型観光の定番といえば、イチゴ狩りなどの観光農園だろう。

 千葉県の観光農園の売上額は、フルーツ王国の山梨県や長野県、農業王国の北海道に次ぐ全国第4位となっている(平成28年度6次産業化総合調査報告)。上位4道県のうち、農業産出額全体でも全国上位に入るのは千葉(4位)と北海道(1位)だけで、2位の長野の農業産出額は全国13位、1位の山梨は同34位に沈む。

 農業産出額が多くないにもかかわらず観光農園販売金額が多い2県は、主力作物が高価格帯の果実(ブドウ、桃、サクランボ、リンゴ)に偏っているのが特徴。一方、千葉では、サクランボなどの高額作物の栽培は行われていないが、温暖な気候に恵まれて、四季を通じてさまざまな作物が収穫できることが強みとなっている。

 一例を挙げれば、冬から春にかけて花、イチゴ、タケノコ、夏はビワやブルーベリー、トウモロコシ、秋は梨やサツマイモなど。農業産出額が大きい強みを生かして、対象をキュウリやトマト、小松菜などにも広げられるポテンシャルも有している。

 また、アクセスの向上も観光農園に追い風となっている。圏央道・外環道(東京外かく環状道路)の開通やLCC(格安航空会社)路線の拡大に伴い、近年は東京のみならず、北関東や中部・関西からの観光客も増加している。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ