PR

地方 地方

一万円札肖像画採用の渋沢栄一縁の地、仙台・ 七十七銀行金融資料館に「幻の千円札」

昭和38年に伊藤博文と採用を争った渋沢栄一の“幻の千円札”試作図案のレプリカ=七十七銀行本店「金融資料館」内(高梨美穂子撮影)
昭和38年に伊藤博文と採用を争った渋沢栄一の“幻の千円札”試作図案のレプリカ=七十七銀行本店「金融資料館」内(高梨美穂子撮影)
その他の写真を見る(1/2枚)

 令和6(2024)年に発行される新たな一万円札の肖像画に採用されることになった「日本資本主義の父」と呼ばれた実業家、渋沢栄一。東北地方の開発に強い関心を持った渋沢は、後に東北最大手の地銀となる七十七銀行の前身「第七十七国立銀行」設立に尽力し、助言や人材派遣など大きな支援を行った。仙台市青葉区にある同行本店4階の金融資料館には渋沢関連の展示コーナーが設けられており、新紙幣の発表以降、来館者や問い合わせが増えている。(高梨美穂子)

 「企業理念である行是(こうぜ)に、渋沢さんの教えが生きています」と話すのは、同資料館を担当する七十七銀行営業企画課副長の丹羽綾乃さん(34)。

 金融資料館は創業120周年を記念し同行が平成10年に開館。館内に置かれた3項目の行是には「銀行の発展は地域社会の繁栄とともに」の一文があり、行員が暗唱しているものだ。

 資料館には、渋沢が銀行業に関する考えを記した書簡もあり、昭和38年発行分で伊藤博文と採用を争った“幻の千円札”の試作図案も展示されている。

 同資料館は昨年12月の創業140周年を機に今年3月下旬、リニューアルオープン。産業に果たす役割を最新のプロジェクションマッピング映像で紹介し、体験ゲームのコーナーなども新設した。

 「一万円」の肖像採用発表があった翌日の10日、来館者は約40人に上った。「資料館は余り知られていなかったようですが、今回の件で問い合わせも増えた。みなさんにみていただければ」と丹羽さん。

 同資料館は平日午前9時~午後3時開館。入館無料、予約は不要(10人以上の場合、事前に電話連絡が必要)。022・211・9711。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ