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女子高生が「大沼」応援 山形市商「産調ガールズ」 広告やイベントも

地元百貨店を守ろうと、来店客にアンケートを取る山形市商高産業調査部3年の伊藤実柚さんら=5日、山形市の大沼山形店(柏崎幸三撮影)
地元百貨店を守ろうと、来店客にアンケートを取る山形市商高産業調査部3年の伊藤実柚さんら=5日、山形市の大沼山形店(柏崎幸三撮影)

 女子高生が大沼応援-。老舗百貨店大沼(山形市)の経営改善に向け、山形市立商業高校の産業調査部が立ち上がった。山形市の佐藤孝弘市長らが「山形から百貨店の灯を消すな」と、大沼での買い物を呼びかける訴えに共感、「何とがさんなね!」と応援を決めた。大沼の永瀬孝社長も若い世代の新感覚に期待を寄せてもいる。

 通称「産調ガールズ」と呼ばれる同部の女子部員は消費者の思いを知ろうと5日、大沼山形店で顧客のアンケートを実施。「大沼応援計画」のノボリを掲げながら、来店客に「大沼には週何回来ますか」「どんなイベントに行きたいですか」「大沼の好きなところ、嫌いなところは」と丁寧に質問した。

 山形市の主婦、渡辺敦子さん(64)は「大沼の友の会にも入っており、よく来る。危機だと知り、よく買うようにしています」とアンケートに協力。折り紙で作った産調ガールズ特製のカエルと飴のプレゼントを受け取った。折り紙には「大沼デパートは山形唯一の百貨店。私たちは大沼を守ろうと活動していきます」と記されていた。

 産調ガールズは毎年開催される「全国高等学校生徒商業研究発表大会」で2年連続日本一に輝いた。

 「1万人集めたい」と、市内の大型イベント会場から依頼されたポスターを制作、2万人以上を集めた実績も。光で中心街の七日町を活性化をしようと、プロジェクションマッピングを展開するなど、まちおこしにつながる活動をしてきた。

 顧問の伊藤広幸教頭(54)は「今年度のテーマは行動経済学。市長の訴えをはじめ大沼の危機を知った生徒が支援する企画を思いついた」と話す。

 産調ガールズは、アンケート結果を今月末までに分析、大沼側に具体的な提案をしていくという。店頭のPOP広告やバルーンアートほか、どんどん焼きなどの集客イベントも企画する予定。産調ガールズ3年の岡崎美優(みゆう)部長は「行動経済学の実践でもある。アンケートで現状を知り、分析、提案していきたい」と話している。

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