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浦安魚市場、半世紀の歴史に幕

 市民らに親しまれた浦安魚市場(浦安市北栄)が31日、施設老朽化などに伴い、閉場した。漁師町の面影を残す“人情市場”は半世紀の歴史の幕を下ろした。

 同市場は戦後の昭和28年に組合を結成し、営業を始めた。目利きの店主らが客に料理方法を説明しながら、新鮮な魚に包丁を入れるなどして対面販売を行っていた。歳末大売り出しには正月の食材を求める買い物客でにぎわった。

 営業最終日は閉場を惜しむ多くの市民らが駆けつけた。家族連れの男性(41)は「魚市場は人がいい。店の人が一声かけて色んなアドバイスをしてくれた」と語った。会社員の女性(38)は「最後の日、ここにいたくてバスに乗ってやってきた。すごく悲しい」といってマグロの刺し身を買い求めていた。

 同市場の長野敦彦理事長は「施設の老朽化や組合員減少などで閉場する。寂しいの一言だ。でも、閉場セールには市場を惜しむお客さんがいっぱい来てくれた」と感謝していた。

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