PR

地方 地方

石巻中心に8、9月に2回目フェス 芸術・音楽・食で東北再生願い 網地島も会場に

「リボーンアート・フェスティバル2019」開催に向けて手を組む小林武史氏(中央)と石巻市の亀山紘市長(左)、村井嘉浩知事=19日、宮城県庁(高梨美穂子撮影)
「リボーンアート・フェスティバル2019」開催に向けて手を組む小林武史氏(中央)と石巻市の亀山紘市長(左)、村井嘉浩知事=19日、宮城県庁(高梨美穂子撮影)

 アート作品や音楽、食を通じて、東日本大震災で被害を受けた東北を活性化し再生を願う総合芸術祭「リボーンアート・フェスティバル2019」が8月3日~9月29日、石巻市を中心に行われる。一昨年に続き2回目となる今回は、牡鹿半島や同市市街地に加え、離島の網地島も会場とし、海を渡っての新たな魅力も加わることになる。

 実行委員長の音楽プロデューサー、小林武史さんと亀山紘石巻市長、名誉実行委員長の村井嘉浩知事が19日、県庁で概要を発表。開催日数は約26万人が来場した前回より7日長い58日間。前回参加したアーティストらが、それぞれ6つのエリアを担当し、思い思いに美術作品を選定する。世界的な前衛芸術家、草間彌生さんの新作アートも展示される。

 今回のテーマは「いのちのてざわり」。小林さんは自ら“生きている実感”を表現するときに使っている言葉と解説し、「地域の豊かな時間・空間にアートが入り込んでいくことで化学反応が起こると思う」と語った。

 震災から8年。同フェス開催が与えた牡鹿半島の人たちへの影響を振り返ると「正直言っていい点ばかりではなく、そっとしておいてほしい人もいる。だが世代を超えた循環をどこかで必要としているのではないかという思いがある」と交流継続の意義を語った。

 食に関しては、食堂とレストランを開設。「命の大切さや謙虚さをつないでいく調理が世界の潮流」といい、それに呼応する石巻のシェフや生産者をつなぐ場にする考え。

 オープニングイベントを8月3、4日、石巻市総合体育館で開催。出演者は今後公表するが、「日本の名曲の数々を視覚化する」ものになるという。

 亀山市長は「復興期間終了後も持続的に発展していくまちづくりが必要。地域の住民を巻き込むのが一番重要なことで、この祭りは地域の活力になる」。村井知事は「石巻全体がキャンバス。ぜひいろんなところに行って、食べて感じてもらいたい」と語った。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ