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福祉への思い受け継ぐ 来月、岡山に「えがお保育園」開園 故渡辺さんの著作権収入活用

岡山市に開園する「ひらたえがお保育園」
岡山市に開園する「ひらたえがお保育園」
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 学校法人ノートルダム清心学園(岡山市)の前理事長でベストセラー「置かれた場所で咲きなさい」の著者、故渡辺和子さんの著作権収入を活用した「ひらたえがお保育園」が4月、岡山市北区平田に開園する。「笑顔」という言葉が著作に多く登場することから命名。福祉への思いを受け継ぎ、障害児や医療的ケア児も受け入れる方針だ。

 保育園は岡山市の社会福祉法人「旭川荘」が運営。名誉理事長と渡辺さんの親交が深く、著作権が遺贈された。恵まれない子らの福祉や障害者、高齢者のために使ってほしいとの遺言を受け、著作権収入を建設費用の一部に充てることにした。

 定員は90人で、15%程度まで重度の障害児らの受け入れが可能だ。今春、自閉症スペクトラムや身体障害などがある14人が入園を予定。医療的ケアを担当する看護師も常駐する。建物は鉄骨2階建て延べ約千平方メートルで、障害児に個別に対応できる専用の保育室を設けた。

 渡辺さんは北海道旭川市出身で、父は昭和11年の二・二六事件で凶弾に倒れた渡辺錠太郎旧陸軍教育総監。31年にノートルダム修道女会に入会した。38年にノートルダム清心女子大学長に就任し、平成28年12月に89歳で亡くなった。「幸せはあなたの心が決める」など多数の著作がある。

 旭川荘は保育園の近隣で児童発達支援センターなどを運営しており、各施設と連携して障害児がいる家庭のサポートや妊産婦の子育て教室も開催する。保育園の江田加代子園長は「障害の有無にかかわらず、子供が笑顔でいられる保育園にしたい」と話している。

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