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双子兄弟、被災地から飛び立つ 崇城大在学中に地震発生「熊本に恩返しを」

練習機の前に立つ安達航大さん(左)と弟の雄大さん
練習機の前に立つ安達航大さん(左)と弟の雄大さん

 熊本地震で被災した熊本県の崇城大工学部で航空操縦学を専攻する安達航大(こうだい)さん(22)と双子の弟、雄大さん(22)がそれぞれ、全日本空輸と日本航空のパイロット訓練生に内定した。20日に卒業した2人は、校舎の損壊や授業中断といった地震後の困難を振り返りながら「教官や教授ら多くの人に助けられた。旅客機を操縦して熊本空港に戻り、恩返しをしたい」と話した。

 2人は茨城県つくばみらい市出身。幼い頃に父と訪れた羽田空港近くの公園で、飛び交う飛行機を眺めたのが、空に憧れた原点だった。操縦士を目指そうと決意し、高校在学中に航空無線通信士の資格を取得。崇城大には特待生として合格し、平成27年に入学した。

 本格的な操縦訓練を前にした28年4月、熊本地震が発生した。

 授業や訓練が一時中断し、その後プレハブの仮校舎や格納庫での授業が再開された。傷ついた街並みが復興する様子を見ながら飛行訓練をし、事業用操縦士などの免許を取った。

 航大さんが「切磋琢磨(せっさたくま)し、信頼されるパイロットになりたい」と話せば、雄大さんも「一緒に航空業界を盛り上げたい」と力強く語った。

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