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道の駅で「招き猫」人気 捨てネコ3匹に救いの手 豊岡・神鍋高原

野良ネコの世話を続ける久田喜三郎さん。すっかり懐いている=豊岡市日高町
野良ネコの世話を続ける久田喜三郎さん。すっかり懐いている=豊岡市日高町

 豊岡市日高町の道の駅「神鍋高原」に、昨年11月から今年1月にかけて捨てネコ3匹がすみついた。同駅関係者が救いの手を差し伸べ、ネコたちは無事、この冬を越した。現在は“招き猫”として、観光客らの人気者になっている。

 同駅によると、昨年11月初め、大人の雌ネコが施設のゴミ箱をあさり、空腹状態で「ニャー、ニャー」と鳴いていた。神鍋スキー場の降雪は目前だったため、「冬の高原でこのままでは死んでしまう」と同駅を運営する「日高振興公社」の久田喜三郎専務(68)が世話することを決めた。

 施設内でネコを飼うことはできないため、屋根の下に久田さんが板で簡易小屋を作り、中に毛布などを敷いた。冬の高原は冷え込むため、朝と晩は子供用湯たんぽを中に入れ、ネコが暖かく過ごせるようにした。朝はネコ用缶詰、夕方はキャットフードを与え、日中は仕事の合間に久田さんがネコを抱いてタオルで汚れをふき、清潔にしている。

 その後、11月末に大人の雄1匹、今年1月中頃に雌の子ネコ1匹が駅敷地内に捨てられ、2匹も久田さんが世話をすることにした。心ない飼い主に久田さんの怒りは収らないが、同じ境遇の3匹は仲がよく、気ままに過ごしている。

 ネコたちのかわいい様子を久田さんがフェイスブックで紹介すると、キャットフードを手土産に訪れる観光客も増加。久田さんは「道の駅の飼いネコではないので、里親を探しています」と3匹には名前はつけず、世話を続けている。

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