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食べて!福島県産品 テレビ放送も 擬人化アニメ新作公開 声優に上坂すみれさんら

新作アニメに登場する県産梨を擬人化した「新高(にいたか)」(左)と「ふぁぁむ先生」(福島県提供)
新作アニメに登場する県産梨を擬人化した「新高(にいたか)」(左)と「ふぁぁむ先生」(福島県提供)

 県産の農林水産物をテーマに昨春、県が制作し、インターネット上で1千万回以上の再生を記録したアニメ「食べちゃったっていいのにな!」の新作が公開され、テレビ放送も決まった。県産品を擬人化したキャラクターに人気声優も投入した内容は、むしろ海外で好評。新作は輸入規制が続く香港や台湾への浸透も意識して、風評の誤解を解きたいとの思いもにじむ。(内田優作)

 アニメは、擬人化した県産米「天のつぶ」や桃「あかつき」、干し柿「あんぽ柿」などを主人公に、学校などでの掛け合いの中で県産食材の魅力を紹介する。

 水樹奈々さん(39)、上坂すみれさん(27)、梶裕貴さん(33)ら人気声優が名を連ね、昨年3月から日本語のほか英語、中国語、仏語、スペイン語の字幕をつけ動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開した。再生1066万回の内訳は、国内185万に対し仏語とスペイン語版は計600万と、反響は海外の方が高い。

 1話当たり約5分。昨春は5話制作しており、今回、新たに3話投入する。制作は新旧ともアニメ制作会社の福島ガイナ(三春町)が担当。新作は桃の甘味が寒暖差によって増す点や、梨に袋をかける育成方法などを軽妙なやりとりの中で紹介しており、ユーチューブで順次公開していく。

 視聴層は中高生から30代前半。新作の海外展開は既に浸透した仏語、スペイン語は外し、日本語と英語のほか中国語の繁体字字幕版を制作した。繁体字を使う香港や台湾は、かつて福島産の大口輸出先だったが、原発事故後、輸入規制が続いており、アニメの力で誤解を解く狙いもある。

 テレビ放送は昨春公開分から3話、新作から1話をまとめ、いわき市出身の声優、ブリドカットセーラ恵美さん(30)を司会に桃のあかつき役の内田彩さん(32)、福島牛役の桑島法子さん(43)が出演し、県産食材について熱く語り合う。

 放送は地元の福島テレビで21日午前1時5分、26日午前1時15分から約30分。東京を中心に首都圏がエリアの東京MXテレビでも、放送する。

 県農産物流通課の鈴木秀明課長は「生産者のこだわりを感じていただければありがたい。福島に親近感を持ってもらえれば」。福島ガイナの浅尾芳宣社長は「教育番組的にならないように作った。各声優も、みな自分のキャラクターが気に入ったようで、楽しい作品になった」と話している。

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