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永遠の愛は重すぎて危険!? 伊予・恋人の聖地で南京錠撤去へ

撤去のお知らせが張られた松山自動車道伊予灘サービスエリアの「ハートロックフェンス」=愛媛県伊予市
撤去のお知らせが張られた松山自動車道伊予灘サービスエリアの「ハートロックフェンス」=愛媛県伊予市

 恋人の聖地・愛媛県伊予市の松山自動車道伊予灘サービスエリア(SA)で、カップルが愛を誓って南京錠を取り付ける「ハートロックフェンス」が今月下旬以降、撤去されることが決まった。錠の重みなどで倒壊の恐れがあるためだ。関係者は「思いが込められているが、安全面を考慮した」と話す。永遠を誓った愛も、重すぎは危険?

 「あった。これ」「えー。それだっけ」。3日、ハートロックフェンスを訪れた松山市のパート従業員宇都宮梓さん(27)と夫の会社員聖さん(34)は、2013年に取り付けた南京錠を見つけて笑い合った。

 伊予灘SAの展望スペースは夕日や夜景が一望できる観光地だ。上り線にある大きな鍵のモニュメントの近くに高さ約1・5メートル、幅約10メートルのフェンスがあり、無数の南京錠が目を引く。「大好き」「ずっと一緒」。錠には所々かすれつつも、愛の言葉が書き込まれていた。

 伊予灘SAは平成20年4月、NPO法人「地域活性化支援センター」(静岡市)がプロポーズにふさわしい「恋人の聖地」に選定。これを機に西日本高速道路愛媛高速道路事務所が専用フェンスを上下線に設置した。

 以来、多くの恋人らが訪れ、記念に南京錠を付けていった。しかし、10年ほど経過したフェンスは劣化が進んでおり、将来的に倒壊する危険性を考慮。昨年12月に撤去が決まった。事務所によると、希望者には南京錠を返却する。1年間は保管する予定だ。

 結婚4年目の宇都宮さん夫婦も、当時は付き合って半年ほど。「南京錠がさびていたのは寂しいけど、ちゃんと残ってくれていてうれしい」。宇都宮さんは2人の名前が書かれた愛の証しを、そっとスマートフォンに収めた。

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