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広島駅ビル建て替え 路面電車が2階部乗り入れへ

広島駅ビルの完成イメージ(広島市提供)
広島駅ビルの完成イメージ(広島市提供)

 広島市とJR西日本、広島電鉄は15日、JR広島駅南口の再整備計画を発表した。高架方式で路面電車が駅ビルの2階部に乗り入れ、駅ビル内でJR各線と直結させる方針や、現在の駅ビル「アッセ」の建て替えなどを盛り込んだ。

 路面電車は、現在の迂回(うかい)ルート「広島駅-猿猴橋町-的場町」間の軌道を廃止し、駅前大橋を通る「広島駅-稲荷町-比治山町間」の軌道を新たに整備。既存の軌道を用いて新たに「的場町-紙屋町-市役所-皆実町6丁目-段原1丁目」の循環ルートを導入する。

 広島電鉄によると、停留所の高架化とルート変更で、広島駅と紙屋町・八丁堀地区間の所要時間が大幅に短縮され、利便性が向上。駅周辺の各交通機関の混雑も緩和、路面電車の定時性もたかまるという。

 またJR西日本によると、新駅ビルは地上20階、地下1階、高さ約100メートル。延べ床面積は約11万1千平方メートル。店舗部分は駅全体で約3万6千平方メートルで、ショッピングセンターや映画館をはじめ、ホテル、駐車場などを備え、平成37年春の開館を目指す。現駅ビル「アッセ」は32年の3月末で閉館予定。新ビルが完成すれば大阪駅、京都駅に次いで国内3番目の規模になるという。

 市によると、ビル2階の路面電車乗り場は、吹き抜けで海や波のデザインなどを取り入れ広島の風土を表現。“おもてなし”の雰囲気が感じられる空間を創出する。乗り場の屋根や支柱は、折り鶴をイメージしたデザインで平和都市を象徴的に表現するという。

 広島市の松井一実市長は「多くの人が動きやすい街をつくる」「広島の玄関口としても、訪れた人にしっかりとおもてなしができる街だとアピールできる」と述べた。新ビル建設費を除き、南口広場の再整備、軌道の新設・撤去を含む総事業費の見込みは約155億円。

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