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川崎市の新のらぼう菜、品種登録 県内市町村初 見栄えの良さ特長

 川崎市は、市農林技術支援センターが開発したのらぼう菜の新品種「川崎市農技1号」が2月14日付で農林水産省に品種登録されたと発表した。市町村による農産物の品種登録は珍しく、県内市町村では初。「光沢があり、袋詰めして店頭に並べた際に見栄えがする」(センター担当者)としており、関係者は市特産野菜としての売り込みに期待を寄せている。

 品種登録されたのらぼう菜は従来の個体に比べ、葉や茎の緑色の発色がよく、光沢がある。アブラナ科の植物だが、味はくせがなく甘みが強いのが特徴だ。

 市によると、センター職員が平成19年に施設内で栽培されているのらぼう菜の中から発見。通常、農家では間引いてしまう個体だが、発色の良さに注目。種を採取し、10年近くにわたって研究を重ね、生産を安定化させたという。市は今後、名称の募集や販売、宣伝方法などについて検討する方針だ。

 おひたしを試食した福田紀彦市長は「色が鮮やかで、ものすごく甘い。いろいろな料理に使える。(品種登録されたことは)市民に対して誇らしい」と絶賛。「市内で行われている都市農業で、少量多品種の優良な野菜を作っていることをアピールするいい機会。市の魅力の一つだ」と胸を張った。

 のらぼう菜は、市中・北部を中心とした地域で家庭向けなどに古くから栽培されてきた伝統野菜。アミノ酸やビタミンCを豊富に含み、おひたしや炒め物のほか、パスタなどにあえてもおいしい。市内では川崎・幸の2区を除く5区で生産されており、年間収穫量は約13トン(29年度、市農業実態調査)。

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